08 無駄な諸費用カット
2005年 02月 13日
【諸費用カット】
第1章でも書いたクルマにかかってくる諸費用の話。
大まかに以下のとおり。
・概算諸費用(B)
Bの内訳
①自動車税
②自動車取得税
③自動車重量税
④消費税
⑤自賠責保険
⑥納車費用
⑦代行費用
⑧法定費用
このなかで④消費税と⑦代行費用を減額させることは
可能=値引きにつながります。
代行費用の内訳
・納車費用・・・・納車をする際の、代行料金。
・車庫証明・・・・車庫証明取得代行料金。
・行政書士料・・・行政書士への代行料金。
・査定費用・・・・下取り査定費用。
・下取り費用・・・下取り車所有権の移転・廃車の
手続き代行料金。
・登録代行手数料・すべての書類を陸運事務局へ
提出する車登録代行料金。
・消費税
各販売店によって多少の違いはありますが、
代行諸費用だけでも50000円程度請求されます。
さて、無駄な支払いはないでしょうか?
一つずつ見ていきましょう
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【納車費用】(5,000~12,000円)
店側の言い分は「工場出荷状態からガソリン補給、
整備点検して納車するまでの必要経費」だそうです。
ではディーラーに聞くが、
野菜を入荷して洗浄・棚だしする費用を
別で取る八百屋がいるのか?
法律的にも契約した時点で安全で不具合のないクルマを客に
届けるために無償で整備点検する義務が発生するはずだ。交
渉の余地あり。
いちおディーラーを擁護すると「納車費用=その店に直接収
入としていれることのできるお金」なので=「社の方針」と
いうところも少なくない。
それでもカットできる店はありますし、訪ねる価値はあります。
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【車庫証明】(12000~15000円)
車庫証明書は検査登録と違い自分でとることは難しくない。
自分で取得すれば法定費用2500円(軽は500円)だけですむ。
ただし、所轄の警察署に2回は足を運ばなければいけない。
ここはセールスマンと仲良くしてサービスでやってもらうのが
ベスト。納車費用よりはごねられずにカットできるはず。
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【行政書士費用】(約5000円)
車庫証明を自分でやるのであれば、行政書士は必要ないし、
魔法の言葉で「書類の書き方を教えて」とか言えばセールス
マン的にめんどくさいですからカットに応じやすい。という
か行政書士にたのんでいるディーラーってあるの?
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【下取り車の査定費用】(5,000~6500円)
無料査定なんていまどきどこでもしてくれます。しかし、
車購入時にだけ査定費用請求されるのもおかしな話。
交渉の余地有り。
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【下取り費用】(5000円)
メンドウなので任せましょう。やり方を書いてもいいんで
すが誰もしないでしょうし・・・。
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【登録代行手数料】(15000円)
個人でできないことはない、が、非常にメンドウ。登録に
関しては納車をスムーズに進めるために任せた方がいいでしょう。
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【消費税】
さすがにカットしろとはいえないが、10万円値引き
させれば5000円カットできたのと一緒。
値引き交渉がんばりましょう^^
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【注意点】
商談時にこれらの代行料金カットと車体値引きは切り
離して値引きの交渉をした方がいいでしょう。でないと
その事を計算に入れられて値引き条件を出してきて押し
切ろうとします(要、見積書熟読)
同じ10万円引きでもその中身が大事です。
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【付録:車庫証明の取得方法】
1)自動車保管場所証明申請書
2)・駐車場の名義が自分の場合
「保管場所使用権原疎明書面」(自認書)、
・月極駐車場等他人の管理地・家族所有の場合
「保管場所 使用承諾証明書」
3)配置図
4)所在図(地図のコピーでも良い)
5)下取りする車の保管場所と
購入する新車の保管場所が同じな場合
「代替え証明書(ディーラーが下取りする証明書)」
(↑この書類は地域によっても違うので注意必要)
1)から5)までをそろえて管轄の警察署の車庫証明窓まで
持っていく。約一週間後に何も無ければ証明書が出来上
がるので、
・2500円の証紙代(地域によって違う)
・認めの印鑑
・預り証を持って警察窓口まで取りに行く。
「自動車保管場所証明申請書」に記入する項目(型式・
フレームナンバーetc.)は、販売店に聞く必要がありま
す。警察により若干手続きが違うので、要電話確認。
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